男と女の愛憎劇は、今も昔も変わらぬと言ったところでしょうか。
鉄輪の隣の女のお衣装。美しい鶸色です。かずら帯いいでしょ!
「石橋」しゃっきょうは、能の中でも最も豪華で華やかな演目とされ、特に獅子が牡丹の花に戯れ舞う場面は、太鼓、大鼓、小鼓、笛の何とも調子のいい響きと、煌びやかさ、又それに融合する謡の美しさを見ると、改めて、日本の伝統文化の素晴らしさを再認識します!
私は能楽を、私の立場だからこそ出来る方法と言葉で、多くの方にお伝えして行きたいと思っています(^o^)/
私の先生、久田三津子先生。鉄輪の前シテを哀しく深く演じられました。久田勧鷗氏が、後シテ。迫力ある呪いのシーンに!同氏の脚本。
お陰様で、私の間語りは、皆様にとても解りやすくなった、楽しかったと好評を頂戴し、ようやくお役に立てたとの思いにホッとしました(^_^)
今までに例を見ない、お囃子や地謡の意味合いなどの話も盛り込んだ構成で、出演者の方々からも喜んで頂き、嬉しかったです‼
これからも、日本の伝統芸能を多くの方に楽しんで頂けるよう、私に出来る事を精一杯やって参ります。